プロジェクト
お客様は、高速現金計数機で共用化した紙幣の供給と分離システムを使用しています。ローラーの摩耗すが速いと、顧客の保守担当者はこれらのユニットを頻繁に交換しなければならず、お客様に不便をもたらしました。
歴史
この供給および分離システムは、固定ニップに基づいています。紙幣の平均厚さは0.1mmであるため、直径のわずかな摩耗損失でも、キャッシュカウンターが誤動作します。ただし、構成部品のテストと検証に高いコストがかかるため、お客様はシステム全体を再設計することを望んでいませんでした。
私たちのアプローチ
そこで、現在のシステム構成でのままで使用できるローラーを作ることを求められました。使用されている材料と、ローラーの動きを制御するために許容誤差に関する知識を動員しました。 Enbiのエンジニアリングチームは、お客様の設計およびサービスチームと緊密に協力して、さまざまな材料を開発し、複数の装置で共通して使用できるシステムを実現しました。お客様とEnbiのエンジニアによる広範なテストにより、新しい材料が下記のメリットをもたらすと証明しました。:
- 優れた摩耗性能
- メンテナンス部品の共通化
- 延長されたサービス間隔
達成できたこと
この新しい供給および分離システムの寿命が大幅に延長されたため（元の寿命の最大3倍）、お客様は保守部門で大幅な節約を実現しました。メンテナンスの間隔が大幅に長くなったため、お客様のみならず、エンドユーザー様も満足度は大幅に向上しました。
